2017.04.16
堺で40歳以上のラグビー大会 年齢を感じさせない全力プレー
数え年で40歳以上の選手がプレーする第12回「関西惑(わく)ラグビー大会」が4月15日と16日、堺市のJグリーン堺で開催された。本大会の趣旨はあくまでも勝敗を争うものではなく、ラグビーを楽しみ中高年のラガーマンの交流を広げる事です。両日共に23試合が行われ年齢を感じさせない若々しい動きや鮮やかなトライシーンも見られ、観客から拍手を浴びていた。
大阪府柔道整復師会は両日に救護対策室から救護員をのべ13名派遣した。開始前から指、手、膝、足、ふくらはぎ等のテーピング希望者が救護ブースに訪れた。結果15日35名(救急搬送2名 頸椎捻挫、脳震盪)16日66名(救急搬送1名 大腿骨脱臼の疑い)のサポートを行った。
その中で50代の選手が脳震盪を起こしピ
ッチから退場、即座にドクターが駆けつけ診断を行った。脳震盪の症状はめまい、ふらつき、記憶喪失、嘔吐、視界がぼやけるなど。ドクターの「此処は何処か分かりますか?」の質問に一時的に記憶が飛んだようで答えられなかった。最後にドクターは飲酒と運転の禁止、病院での受診検査を指示した。脳震盪はたとえ軽度でも甘く見ることなく細心の注意が必要と感じた。
救護対策室 細川泰由