2018.06.02
「保険取扱い説明会」を実施
6月2日(土)午後3時30分より、大阪柔整会館5F大ホールにおいて、平成30年6月1日より施行に係る保険取扱い説明会が開催された。
冒頭、徳山 健司会長より「料金改定の目的は適正に施術している施術者が、正当に評価されるところが改正の目的である。とりわけ、保険者の患者照会等に関する事務連絡は、評価するに値すると考えます。今後とも適正化理念のご理解、ご協力をお願いします。」と料金改定の目的を述べた。
引き続き、保険事業部 藤森 厚志理事より4項目について説明があった。
- (1)制度改正に係る通知
- (2)料金改定に係る通知平成30年度における柔道整復療養改定率は0.32% 改定内容は以下の通り。
- ・金属副子等加算の包括化→ 一律950円。合計3回算定可(初回+2回)
- ・交換理由を施術録に記載。 算定加算日を支給申請書「摘要」欄、施術録に記載のこと。
- ・明細書の改正。金属副子可算、柔道整復運動後療料を追記して明細書の発行。など。
- ・柔道整復運動後療料(骨折・不全骨折・脱臼)310円が新たに認められた。
- ・年月日を、支給申請書「摘要」、施術録に記載。
- 再検料320円→400円に引き上げ。
- (3)保険者の患者照会等に関する事務連絡
- (4) その他
厚生労働省事務連絡より「柔整療養費の被保険者への照会」として、被保険者への照会の目的として「受診の抑制を目的とするような実施方法は厳に慎まれたい」と明記された。また、照会対象の選定、照会の手法、照会の事務や作業の委託等についても詳しく説明が行われた。
最後に質疑応答が行われ、標記説明会が終了した。
広報委員 常門 裕明