2016.12.03
第2回府民健康づくり講座「アンチエイジング栄養講座~いつまでも元気でいられるために~」
12月3日第2回府民健康づくり講座が「アンチエイジング栄養講座~いつまでも元気でいられるために~」と題し、講師に立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科 管理栄養士である吉居尚美先生をお招きして本会5階大ホールで開催されました。
まず最初にアンチエイジングとは時計の針を止めるのではなく針の進みを遅らせると説明された。食品に含まれているビタミンやミネラルについて、作用や過剰症の有無またどのような食品に含まれているか?また脂質についても細かく分類し身体に吸収される仕組みなどを細かく説明していただきました。しかし巷では特定の食品を摂取するだけで老化を防ぐようなことが情報として氾濫しているが、はたしてそうであるのか?と疑問を投げかけられた。からだはタンパク質で出来ている。筋肉量の低下は糖尿病の発症リスクを増加させ、年齢に関わりなく筋肉の減少は死亡リスクを増加させることを説明され、アンチエイジングに必要なことは次の3つがポイントであると言われた。
1筋肉・筋力を維持することの大切さ → タンパク質の摂取が重要
2筋肉を増やすためには → 長期的なトレーニングにより筋肥大
3効果的な筋肉の増やし方 → 運動と良質タンパク質との組み合わせ
締めくくりに、タンパク質を食べ、筋力トレーニングを行い、運動と良質タンパク質摂取の組み合わせに気を付けることが大切であると説明された。また、補足としてミルクプロテインは運動後の筋合成においてタンパク質源としては理想的だと説明された。