ブックタイトル第9回 大阪学術大会論文集 2015
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第9回 大阪学術大会論文集 2015
整骨院領域の補助テーピング法~運動器疾患に対してのキネシオテーピング~患者数14名に対し、傷病数が22、使用したKT数は45、種類は43、また患者の年齢分布は16歳から84歳であった。傷病数22を柔道整復師の傷病名で分類すると、骨折の後療1、脱臼1、打撲・挫傷3、捻挫8、慢性疾患1であった。今回の調査によって、柔道整復師の施術対象で、運動器疾患の軟部組織損傷に対してKTはどのように使われているのかについて、また『運動器疾患ワークブック』の軟部組織損傷の10分類2)に対して、KTはどのように使われているのかの調査結果を表(表2)に表す。それによると、10分類すべてにKTは使われていることがわかった。また使用したKTの枚数は、1枚だけでないことがわかった。例えば症例14の右顎関節脱臼で使用したテープは幅3.75cm×長さ8cm・I字・3枚を星型に貼った。1枚だけでなく3枚使って効果をあげている。軟部組織損傷に対するキネシオテーピング使用実績(2014年10月~2015年2月)※キネシオテーピングの名称は一般社団法人キネシオテーピング協会の名称を使用した表234