保険適用について

健康保険法に基づく健康保険は、国民皆保険制度のもと、誰もが安心して医療を受けられる公的医療保険制度です。各市町村の国民健康保険や、中小企業等で働く従業員やその家族が加入されている全国健康保険協会、企業が運営する健康保険組合、国家公務員や地方公務員、私立学校の教職員が加入する共済組合などの健康保険があります。

労働者災害補償保険法に基づく労災保険は、業務中や通勤の際の傷病や病気に対して保険給付を行う制度です。また、休業中の賃金補償や、後遺障害が残った場合や死亡した場合にも保険給付が行われます。

生活保護法に基づく生活保護は、生活に困窮する方に対し保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長する制度です。

自動車損害賠償保障法に基づく自賠責保険は、自動車の運行によって他人を負傷・死亡させた場合に、その損害に応じて法令に定められた限度額の範囲で保険金が支払われる制度です。
なお、無保険車による事故やひき逃げ事故の被害者に対しては、政府の保障事業によって救済が図られています。